高台裏は無釉で白砂底と成っています。拡大してみればダミの濃淡に非常に深い奥行き感を見る盤と成っています。

普通の馬上盃とは異なり、非常に大きさを感じる器で、祭器として造られたと思われます。

普通の馬上盃とは異なり、非常に大きさを感じる器で、祭器として造られたと思われます。

洪武の青花の色は、他の青料は異なり灰青色をしています。 この玉壺春は地色を塗りつめて、紋様を浮き出させる様な作品となります。高台は無釉で、処々、火石紅の発色を見せています。

洪武の青花の色は、他の青料は異なり灰青色をしています。 この玉壺春は地色を塗りつめて、紋様を浮き出させる様な作品となります。高台は無釉で、処々、火石紅の発色を見せています。

松竹梅の三友を画いた大碗でこの型式の大碗は葡萄紋、龍紋、三友紋等の三種の物が有ります。高台内に大明宣徳年製の年款を持っています。

漢代の物に比較して顔に強い表情を残していますので前漢早期位までしか時代を降す事の出来ない物だと思われます。

隋流の型式等を考えに入れても、又、蜩紋の三角型の紋様から見ても、商代の特徴のみで西周を示す紋様が有りませんので古典的な商晩期の器です。

底は高台を用いず底を少し削るこの器も明代の物は胴継ぎをしています。一見するとロクロで仕上げ一気に引き上げられた様に見えても丁寧に胴継ぎの処理をされています。

この三友の小皿は人物の顔に時代の特徴を明確に著されている処が見処です。高台は宣徳特融の土を見せ、細かい鉄粉の付着を見ます

この三友の小皿は人物の顔に時代の特徴を明確に著されている処が見処です。高台は宣徳特融の土を見せ、細かい鉄粉の付着を見ます

永楽と宣徳にも、共に龍紋洗が有りますが、宣徳は裏に款銘を入れ、永楽は年銘の代わりに龍紋を入れます。又、随紋の龍の足の向き方や雲気紋の入れ方に永楽と宣徳には違いが有ります。

永楽と宣徳にも、共に龍紋洗が有りますが、宣徳は裏に款銘を入れ、永楽は年銘の代わりに龍紋を入れます。又、随紋の龍の足の向き方や雲気紋の入れ方に永楽と宣徳には違いが有ります。

一見するとただ白く抜いただけの様に見えますが、魚の鱗や花等も盛り上げた工作が為されれている物です。

一見するとただ白く抜いただけの様に見えますが、魚の鱗や花等も盛り上げた工作が為されれている物です。

底に高めの高台を用い、金属器を映した物であり、金属製品に付くビョウをそのまま写して付けている処等、水注としても古いタイプの姿を遺していると思われます。

この型の物は特に永楽・宣徳にのみ造られましたが、この作品は景徳鎮の材料にて青磁が焼かれた物です。

万暦末様のように官塔民焼の悪風になじまず、虫食い等の釉の剥がれは起こしておらず、嘉靖期のまじめな官窯です。

宣徳在銘の瓢型耳付きの瓶です。永楽と宣徳にのみ作られたもので、清朝にも仿作されていますが雰囲気の全く違うものです。底は方形の高台と楕円型の高台の物が有りますが、これは円形の高台です。

紺色の濃い龍紋を二条表裏に画き、薄い青料を用いて波濤を画いていますが、薄い色の波濤は一対のものでも波濤の数や形に全く同一性がなく、フリーハンドに一点ずつ画いています。また、釉と胎骨の間にオレンジ色の境目を見せ、宣徳の特徴が顕著に表れています。

この蓋物は赤味を帯びたバイオレットの紫色の青料にて画かれ、龍は嘉靖・萬暦の独特な龍紋ですが未だ万暦末葉の龍ほどには崩れておらず、嘉靖前期の官窯の品格と厳しさを残した画き方と成っています。

独特の厚手の鉢で何に使用されたか現在では判りませんが明代でも宣徳だけに造られたものです。実際には写真に写っているものより厚手のものです。

鎏金の青銅器です。鬼面を見て頂いてもお判りのように額にハート型を頂き、戦国から前漢の鬼面です。この写真では無紋の様に見えますが、全面に線彫りの漢代の文様が画きこまれています。

前漢の家鴨の香炉です。写真には少し汚い色に写っていますが実物は緑色のもっと美しいものです。

宣徳の小型の馬上盃で唐草文様が画かれています。高脚の内側は空洞と成らず、高台裏には鉄斑が見られます。

永楽にはこの様な中皿が各種造られていますがその一例となるものです。永楽の物で無銘です。線上にホクロのあるものと無いものとが有るのですが、これはホクロのないタイプです。当店には他にも永楽の中皿がございます。

小型の宣徳の水注で龍の小紋が八つついています。

南宋時代の青瓷で花入れですが日本では杓立てに見立てられます。